お金が不安でも、家に籠っているだけではダメだと思った日

今月は、アルバイト先も仕事が少ないようで、まだ仕事が入っていません。

仕事がなければ、当然収入もありません。

そうなると、どうしてもお金を使うことに慎重になります。

釣りに行きたいと思っても、

「今月は仕事がないんだから、我慢した方がいい」

そんな気持ちが先に出てしまいます。

でも先日、ふと思いました。

本当にお金のことだけが理由なのだろうか。

経済的な不安を言い訳にして、何もせず家でボーッとしていたいだけなのではないか。

そう考えると、このままでは良くない気がしてきました。


家に籠っていれば、お金を使わない。でも……

仕事がない日は、ほとんど家にいます。

特に予定もありません。

パソコンを眺めたり、テレビを見たり。

何をしたというわけでもないのに、気がつけば夕方になっています。

確かに家にいれば、大きなお金は使いません。

でも、この暑さです。

家にいてもエアコンを使えば電気代はかかります。

そして、それ以上に気になったのが、

何日も何もしない生活を続けていて大丈夫なのだろうか

ということでした。


朝4時半に起きて、相模原の山へ

そこで思い切って、相模原市緑区の管理釣り場へ行くことにしました。

朝4時半起床。

正直なところ、

「今日はやめておこうかな」

という気持ちもありました。

釣りに行けば、管理釣り場の料金やガソリン代などがかかります。

仕事がない今、その出費はやはり気になります。

それでも準備をして車に乗りました。


朝4時半に起きて相模原の山へ。家を出てしまえば、不思議と気持ちも変わってきました。

山の中へ入っていくと、家にいた時とはまったく違います。

緑を見る。

空を見る。

外の空気を吸う。

それだけでも、少し頭が切り替わっていくのを感じました。


水の中を見ただけでも来て良かったと思った

釣り場に着いて水を見ると、たくさんの魚が泳いでいました。

キャプション:
水の中にはたくさんの魚。どこへフライを流そうか考えているだけでも頭を使います。

フライフィッシングは、ただ竿を振れば釣れるというものでもありません。

魚がどこにいるのか。

どのフライを使うのか。

どの辺りへ落とすのか。

どう流すのか。

魚の反応を見ながら考えます。

家で何となく一日を過ごしている時とは、頭の使い方がまったく違います。


そして、まさかの過去最高の釣果

この日は魚の反応がとても良かったです。

フライに魚が食いつきました。

キャプション:
フライに食いついた一匹。この日は予想以上に魚の反応が良い一日でした。

魚が掛かれば、今度は逃げられないようにやり取りします。

竿を操作する。

ラインを見る。

足元にも注意する。

自然の中では、思っていた以上に頭も体も使います。

そして、この日の釣果は――

なんと過去最高

キャプション:
この日は過去最高の釣果に。お金のことを考えて迷いましたが、来て良かったと思えました。

もちろん、たくさん釣れたことは嬉しかったです。

でも帰る頃には、それとは別の満足感がありました。

「今日はちゃんと一日を過ごしたな」

という感覚です。


もし釣りに行かなかったら

おそらく、あの日釣りに行かなかったら、そのまま一週間くらい家に籠っていたと思います。

特に何をするでもなく、

パソコンを眺めたり、

テレビを見たり、

横になったり。

そして夜になって、

「今日も何もしなかったな」

と思う。

次の日も同じ。

そんな生活になっていたような気がします。


節約を「何もしない理由」にしていなかったか

もちろん今の私に節約は必要です。

仕事が少なければ収入も少ない。

数千円、1万円というお金も決して小さくありません。

だから毎週のように管理釣り場へ行くことはできません。

でも今回、一つ考えさせられました。

私は節約を、何もしないための言い訳にしていなかっただろうか。

「お金がかかるから出掛けない」

「仕事がないから遊んではいけない」

そうやって自分から行動することを止めていた部分もあったような気がします。


頭と体を使わない生活も少し怖い

今の仕事は毎日あるわけではありません。

むしろ、仕事がない日の方が圧倒的に多いです。

だから最近、別の心配もしています。

何日も家に籠って、頭も体もほとんど使わない。

そんな生活を続けていて、突然仕事が入った時にまともに動けるのだろうか。

仕事では体力だけでなく、周囲を見たり、その場で判断したりすることも必要です。

今回釣りに行ってみて、

普段から頭と体にある程度の刺激を与えておくことも必要なのではないか

と思いました。

もちろん、それが釣りである必要はありません。

散歩でもいい。

図書館でもいい。

近所へ買い物に行くだけでもいい。

とにかく家から出る。

歩く。

景色を見る。

人を見る。

何かを考える。

そんな時間を意識して作ることも、定年後には必要なのかもしれません。


お金を使わないことだけが節約ではないのかもしれない

定年後、収入が減れば節約は必要です。

これは今の私自身が痛感しています。

でも、

お金を使わないことだけを考えて、一日中何もしない生活になってしまったら、それも少し違う。

今回、そんなことを考えました。

生活を苦しくしてまで趣味にお金を使うつもりはありません。

釣りに1回行けば、それなりのお金がかかります。

だから回数は考えます。

その一方で、家にあるゲームやプラモデル、ペーパークラフトのように、ほとんどお金を使わず楽しめることもあります。

お金を使う日。

お金を使わず楽しむ日。

そのバランスを取りながら暮らしていけばいいのかもしれません。


過去最高の釣果以上に得たもの

今回の釣りは過去最高の釣果でした。

それだけでも十分嬉しい一日です。

でも、一番良かったのは魚の数ではなかったのかもしれません。

朝4時半に起きる。

準備をする。

車を運転する。

山へ行く。

魚を見ながら考える。

竿を振る。

一日夢中になって過ごす。

家に籠っていたら得られなかった刺激がたくさんありました。

仕事がなくても、一日はあります。

その一日をどう過ごすのか。

定年後は、それを自分で決めなければなりません。

お金の不安は今もあります。

仕事がいつ入るのかという不安もあります。

それでも、

時には自分から「外へ出る理由」を作ってみる。

それもこれからの生活には必要なのだと思いました。

次はお金をあまり使わずに、どんな一日を楽しめるか。

そんなことも探してみようと思います。

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